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激しい競争を繰り広げる中国のフードデリバリー業界―インド紙

2019年12月23日、中国メディアの環球時報は、インド紙ザ・ヒンドゥーの記事を引用し、中国ではフードデリバリー業界が激しい競争を繰り広げていると伝えた。

記事は、以前は昼食時になると中国のサラリーマンは会社を出て外食していたが、最近ではフードデリバリーを利用して室内で昼食をとる人が多いと紹介。配達員たちは、にぎやかな通りを急いで配達していると伝えた。

その上で記事は、「フードデリバリーは厳格な時間制限を守らなければならない」と紹介。通常、「半径3キロ以内は30分以内に届ける」ことが必要で、この時間には調理時間も含まれているという。このため、「配達員にとっては大きなプレッシャーとなっており、電動バイクで突っ走るため、多くの人が配達途中で重大な事故に遭っている」と伝えた。

ある配達員は、「事故の80%が、配達時間に間に合わせようと焦ったことが原因だと思う」と語ったと記事は紹介。フードデリバリー会社は、時間内に配達できないと配達員に罰金を科すという。

記事によると、「昨年、中国のフードデリバリー取引額は5000億元(約7兆8000億円)に達し、23年には市場規模が4倍になるとの予想もある」という。そして「フードデリバリーの2大巨頭である美団と餓了麼は大量の雇用を創出している」と記事は紹介した。

しかし、フードデリバリーの成功の陰にはマイナスの影響もあると記事は指摘。政府のデータによると、「19年前半に上海ではフードデリバリーの配達員に関連する事故が毎日平均2件発生している」という。また、今年8月に台風9号(レキマー)が上海を襲った際、上記の2大フードデリバリー会社は台風の中でも配達を行っていたため、数多くの批判の声が出たと伝えた。

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