中国2018年の全国科学普及経費調達額は161億1400万元(1元は約15.6円)で、全国1人平均科学普及特別経費は4.45元。科学普及(技術)講座、科学技術イベントウィークを含む各種科学普及イベントの参加者は延べ8億9200万人で、2017年より15.8%増加した。中国科学技術部(省)は24日に北京市で、2018年度全国科学普及統計データを発表した。科学技術部全国科学普及統計作業の責任者である邱成利氏によると、科学普及経費は18年安定的に増加し、政府による支出が主な出処となった。科学普及専門人材陣の構造が最適化され、科学普及会場の規模が拡大を続けた。科技日報が伝えた。
全国の科学技術館や科学技術類博物館を含む科学普及会場は18年は1461カ所にのぼり、平均95万5100人が1カ所を持つ計算となった。
統計データによると、全国の科学研究機関や大学で18年実施された科学普及イベントは1万600回で、見学者は前年比13.43%増の996万6900人にのぼった。
科学研究施設が積極的に開放されているほか、科学普及と科学技術の融合も深化し続けている。オンライン科学普及メディアが急成長し、科学普及イベントの革新・起業に対する促進の役割も強化され続けている。全国で18年科学普及イベントを実施したソーシャル・イノベーション・プラットフォームは前年比18.64%増の9771カ所にのぼった。革新・起業類科学普及イベントは8万400回実施された。
邱氏は成果を報告すると同時に、全国の科学普及事業の発展が18年、課題に直面したこともストレートに語った。「全国の科学普及人材陣の規模がやや縮小した。18年の科学普及専門人員は22万4000人で、前年比で3100人減少した」
注目すべきは、全国の1人平均科学普及特定経費が2017年の4.51元より0.06元減少したと小幅に下落していることだ。またインターネットの普及が進むなか、紙媒体と出版物が打撃と影響を受けている。18年の全国科学普及図書出版数は8606万6000冊で、前年より目に見えて減少した。
その他の記事
-
株式会社、合同会社、有限会社などの違いを解説
会社の種類には、株式会社や合同会社、有限会社などいくつかの種類があるのは知っているけれど、違いを正しく説明するのは難しいという人もいることでしょう。 ここでは、主な会社形態の特徴 […]
2024/4/25 -
起業するときの補助金にはどんなものがあるの?
起業時に資金調達できる方法として、様々な団体で起業向けの補助金が用意されています。 日本にはたくさんの種類の制度が存在するので、起業時にどれを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。 & […]
2024/4/19 -
相続税の未申告はなぜバレるのか?
相続税の未申告は、税務署にバレる可能性があります。 またバレると延滞税などのペナルティが課せられ、結果として損をすることになるので注意が必要です。 年数が経過してから税務署からお知らせが届くの […]
2024/4/17