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中央級科学技術支出、今年は3543億元に

中国財政部(財務省)の劉昆部長は7日、第13期全国人民代表大会第2回会議記者会見で、「資金を必要とされている部分に注ぎ、支出構造を最適化し重点分野の取り組みを保障する。今年は重点分野への取り組みに力を入れ、中央級科学技術支出を前年同期比13.4%増の3543億元(1元は約16.6円)投入し、科学技術革新と技術の研究開発をサポートする」と述べた。科技日報が伝えた。 

劉部長はさらに、「減税・費用軽減は今年の積極的な財政政策の最優先事項だ。減税について、今年は年初に明らかにされた小規模・零細企業に対する包括的減税、及び改定後の個人所得税法を全面的に実施するほか、付加価値税改革をさらに深化する。費用軽減について、企業の社会保険料の負担を大幅に軽減し、各地で都市部従業員基本養老(年金)保険の企業負担を16%に引き下げる」と述べた。 

各級税制は昨年、重点分野の取り組みを拡大し、3大攻略戦の勝利をサポートし、供給側構造改革を深化してきた。財政資金を革新駆動、「三農」(農村、農業、農民)、国民生活などの分野に傾斜させてきた。今年は引き続き財政支出を適度に拡大する。中央一般公共予算支出を8.7%増の11兆1300億元を投入する計画だ。貧困脱却の攻略戦、「三農」、構造調整、科学技術革新、生態環境保護、国民生活などの分野への投入を重点的に拡大する。政府投資基金、リスク補償、事後補助などの手段を総合的に運用し、企業が科学技術への投資を拡大し、産業チェーンの水準を高めるよう誘導する。金融システムの実体経済に貢献する能力の強化をサポートし、金融と実体経済の好循環の形成を推進する。 

財政部の劉偉副部長は、「財政部は関連資金の投入を続け、中小企業の革新・起業のアップグレードをサポートする。これにより彼らの専門化・細密化の程度をさらに高め、各地の小規模企業の発展にサービスの場を提供する」と述べた。

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