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文化財を蘇らせるデジタル化技術、文化伝承で中日が協力

あなたは世界最小の本を目にしたことがあるだろうか。古代の活字印刷を体験したいだろうか。人類の歴史の各時代における印刷技術の発展について知りたいだろうか。これらの願いは日本の印刷博物館で叶えることができる。「中国科学技術行政官交流活動」訪日視察団が13日午前、東京都文京区の印刷博物館を見学した。同博物館は凸版印刷株式会社創立100周年を記念するため、2000年に設立された。1900年創立の凸版印刷は今年ですでに118年の歴史を持ち、その事業範囲は当初の単一的な印刷から各分野に拡大している。現在は情報メディア、生活産業、電子事業などの分野で、凸版印刷の姿を見ることができる。人民網が伝えた。 

日本の唐招提寺、中国の故宮の太和殿、ペルーのマチュピチュ――印刷博物館で印象的だったのは、凸版印刷が自ら開発したデジタル化応用技術を使い、文化財に命を吹き込んでいたことだ。凸版印刷は近年、印刷技術を基礎とし模索・革新を続けており、最終的に文化遺産デジタル化応用技術の開発に成功した。同技術はデータ情報収集、データ情報の見える化、VR作品の制作といった手段により文化遺産を復元・保存すると同時に、全面的・多角的・近距離の文化財見学という一般の人々の需要を満たす。 

凸版印刷は文化財の修復・保存事業をめぐり、故宮と長期的かつ掘り下げた協力を行っている。双方は故宮文化資産デジタル化応用研究所を設立し、「紫禁城・天子の宮殿」シリーズのVR作品をリリースした。凸版印刷の関係責任者によると、同社は今後も故宮と緊密に連携し、文化遺産をより良く保存・伝承するため貢献していく。 

視察団はその後、文部科学省と内閣府を訪問し、日本の科学技術革新政策、中日科学技術協力プロジェクトの進捗などについて日本側と交流した。