中国国際輸入博覧会が2018年11月5日に開幕した。世界初の輸入をテーマとする国家レベルのこの博覧会は数多くの先進的な新製品と新技術を集めている。その中で最も特色ある展示品を見てみよう。
▽一番の大きさ:「金牛座」プラノミラー
今回の輸入博覧会でサイズが一番大きい展示品。長さ20メートル、幅10メートル、高さ8メートル、敷地面積200平方メートル。重さは約200トンに達する。各種類の複雑な部品を加工することができ、宇宙飛行や自動車などの分野で多く利用される。価格は200万ユーロ以上(約2億5000万円以上)と高いが、手に入れたい買主もいる。
▽一番の小ささ:ミニ心臓ペースメーカー
医療器械・医療保健展覧エリアでは世界一小さい心臓ペースメーカーが展示される。重さはわずか2グラムで、これまでのペースメーカーの十分の一に相当するという。
▽一番の美しさ:ダイヤが付いた靴
今回の博覧会で一番目立っているのはダイヤが付いた靴だ。1万個ものピンクダイヤが付いた世界初お目見えのハイヒールで、3000万元(約5億円)の価値があるという。
▽一番の高値:レオナルド・ヘリコプター
イタリアのレオナルド・ヘリコプターは約2億元(約33億円)の価値を有している。今回の輸入博覧会がデビューとなる。
▽一番の素晴らしさ:飛べる自動車
自動車展覧エリアには、数多くの先進的な新製品が出展されている。そのうち、スロバキアの企業によって開発された世界初の飛べる自動車は最も注目を集めるタイプだ。その価値は120万~150万ユーロ(約1億5000万~2億円)に上る。
▽一番のすごさ:踊れるメガネ
イタリアの名高いメガネブランド「ナニニ」は博覧会で「立って歩ける」「踊れる」メガネを出展する。このタイプのメガネのレンズやフレームは、任意の角度で回転して折り畳むことができ、9ミリメートルサイズのメガネに変身することができる。「ナニニ」社によると、これは中国市場に向けてカスタマイズした新製品であるという。
▽一番のかわいさ:レゴブロックで作られた「進宝」
レゴグループは輸入博覧会のマスコットである「進宝」に基づいて、面積7平方メートルを超える「進宝」壁をデザインした。その壁には11万2000個以上のレゴブロックを使用。8人が4日がかりで完成させた。
▽一番の巧みさ:針でも拾えるロボット
SVHヒューマノイド5本指マニピュレータは今回の博覧会で最も巧みな展示品と考えられている。そのサイズや外観、柔軟性は人の手と非常に似ており、ドイツハノーバー工業博覧会でメルケル独首相と握手したことがある。九つの駆動機を備えたスポーツ指と柔軟性がある表面のおかげで、鍵でロックを解除するだけでなく、針を拾うこともできる。
▽一番早い到着:バイオコンセプト車
フィンランドからのバイオコンセプト車は輸入博覧会の55日前には上海に到着。車体にはスチールではなく、木とプラスチックの複合材料が利用されている。制御台、座席、フロアはすべてバイオ複合材料で作られ、燃料もバイオディーゼルだ。化石燃料と比べて、温室効果ガスの排出量を80%削減することができる。
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