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日本のモバイルゲーム市場で中国勢が躍進―2018年上半期

<日中経済・新事情> 

関連用語:アップアニー(App Annie)、モバイルゲーム、網易(NetEase)、荒野行動(Knives Out)/ キングジム、深セン 

●アップアニー発表、日本のモバイルゲーム市場で中国勢が躍進 

 米国に本社を置くアプリ調査の世界的大手、アップアニー(App Annie)は19日、2018年上半期における日本のモバイルゲーム市場の概況を発表した。消費支出は7000億円以上となり前年同期比37%増で世界一の市場規模を維持。ゲーム消費時間も同23%で成長が続いている。17年上半期に84%だった国内パブリッシャーによる売り上げは18年上半期には78%に低下。主流は国内パブリッシャーとの状況は続いているが、外国勢が売り上げを伸ばしている。中でも中国勢は18年上半期、売上高が前年同期比34%増だった。個別作品でも中国企業の網易(NetEase)の「荒野行動(Knives Out)」が新規ランクインにもかかわらず爆発的にヒットして第8位になるなど成功例が目立った。アップアニーは中国企業のタイトルが日本市場で成果を収めている要因として、中国国内に日本のコンテンツを好むユーザー層が一定規模存在しており、日本風のゲームを作る素地がある点と、日本市場を理解し深いレベルでのローカライズ・マーケティングをしている点を挙げた。 

●キングジム、香港子会社が深センに新会社設立―電子製品機器の販売など 

キングジムは19日、同日開催の取締役会で、連結子会社である錦宮(香港)が広東省深セン市に新たな孫子会社を設立することを決議したと発表した。成長が特に著しい大市場である中国に対する電子製品商材の販売拠点とする。新会社の資本金は200万元(約3250万円)で錦宮(香港)の100%出資。2019年1月7日の事業開始を予定する。

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