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英高速鉄道事業、受注は中国2社が有利か―英紙

2018年6月29日、英紙タイムズは、英国の新高速鉄道「HS2」計画について、香港の鉄道運営企業・港鉄と、中国鉄路総公司の子会社・広深鉄路が受注する可能性が高いと伝えた。中国新聞網が報じた。 

タイムズによると、港鉄と広深鉄路の2社は、英地元企業ヴァージン・グループ、ファーストグループの2社と受注を争うことになる。しかし、ヴァージンは最近、英東海岸路線の経営権取得をあきらめたばかり。ファーストも赤字を理由に先月、経営幹部が辞任を表明している。関係者の1人は「中国企業がより安価な条件を提示してくるだろう」と予測している。 

西海岸路線は26年に運行開始の予定。ロンドンとバーミンガムを結ぶ計画で、現在準備が進められている。英政府は入札企業に対し、雇用・従業員の社会保障計画の提出を求めている。いずれもヴァージンなど英企業には重い負担になりそうだ。

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