教員の多忙化についてです。
こちらは山梨県教育委員会が実施した県内の教諭の勤務実態の調査結果です。
労災認定の目安とされる過労死ラインの月に80時間以上の時間外労働をしていた教諭は小学校が25.8%、高校が37.7%で、最も多かったのが中学校で52.8%に上っています。
31日は各市町村の教育長らを集めた会議が開かれ、県側が働き方の改善を呼びかけました。
県庁で開かれた会議には各市町村の教育委員会から教育長らおよそ40人が出席しました。
会議では教員の勤務実態について、県側が過労死ラインとされる月に80時間を越える時間外労働は全国平均を下回っているものの中学校が2人に1人、小学校は4人に1人に上っていると説明しました。
業務内容では会議や研修、生徒指導などが全国平均より長いとし、会議の減少や時間短縮に取り組むこと、また学校ごとに作る多忙化改善に向けた計画に反映するよう要請しました。
「基礎的な実態がつかめたので、会議、研修などせんせいの負担を軽減するように進めたい」(県教委佐野修学力向上対策監)。
31日は運動部のガイドラインも説明され、部活動は平日は2時間程度、休日は3時間程度で平日と土日に1日ずつ休養日を設けることを呼びかけました。
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