産科医の不足によって山梨県の都留市立病院で休止していた分べんが、来年2月再開されることになりました。
県東部地域で分べんが可能になるのはおよそ10年ぶりです。
31日は県と都留市、山梨大学医学部が共同で会見し、都留市立病院で2008年4月から休止していた分べんを来年2月から再開すると発表しました。
これは山梨大学から都留市立病院に常勤の産科医を3人を派遣するめどがたったことと、県内の医療機関からの助産師も確保できたことで、分べん再開の体制が整ったためです。
都留市立病院は出産予定日が来年2月以降の妊婦を対象に、今年8月から分べんの予約を受け付けます。
県東部地域の医療機関で分べんが再開されるのは約10年ぶりで、年間およそ200人を受け入れる見通しです。
「いま残念ながら大月から河口湖に通ったり、上野原から八王子に通ったり大変ご迷惑をお掛けしているが、まずは都留市立病院に集まってもらってお産できる体制がとれると思う」(山梨大学医学部平田修司教授)。
県内の産科の医師は78人ですが、北杜、韮崎、南アルプスの3市と峡南地域では分べんできる医療機関はなく、県全体での産科医不足の解消が課題となっています。
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