2018年5月28日、華字紙・日本新華僑報によると、中国の李克強(リー・カーチアン)首相が今月中旬に日本を訪問して以降、日中関係が大きく改善し、日本のハイテク企業の中国進出が加速している。
李氏は日本滞在中、日本の経済界などが開いた歓迎レセプションに出席するなど、両国間の新しい経済協力のあり方について表明。日本側では「新たな投資の波が起きる」など期待が高まっている。
記事は、「日中間貿易では『質とレベルの高さ』が、新たなキーワードになっている」と指摘。「中国政府が掲げる巨大経済構想『一帯一路』に対し、少なからぬ日本企業がビジネスチャンスと認識。日中経済は相互補完性が高く、科学技術や産業革命の流れにおいて、環境保護やハイテク製造業など多くの分野で協力し、第三の市場を開拓する際、巨大な潜在能力を持ち合わせている」などと指摘した。
さらに、「日本の自動販売機、太陽光充電システム、バイオ企業など、先進技術やバイオ医療など、先進技術に関わる企業の経営者の間には、日中関係改善を歓迎する声が強い」とし、ある経営者の言葉として「李氏の来日を追い風に感じた。中国は今後、事業拡大の夢の場所になるだろう」と伝えた。
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