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中国自動車企業、電気自動車時代へリチウム企業買収攻勢―中国メディア

2018年5月18日、参考消息網によると、中国のリチウム電池メーカーが海外企業に買収攻勢をかけている。同電池の基幹部品生産は8割近くが中国メーカーが握っているとされており、日本企業がプレッシャーを受けている。 

中国の天斉リチウムはこのほど、チリのリチウム生産大手SQMの株式24%をカナダの肥料販売企業から取得すると伝えられた。これを受けてSQM株価格は6.8%上昇し、ここ2カ月で最高値を付けた。 

中国は電気自動車の急速な普及を目指し、生産に不可欠なリチウム電池など部品・資源メーカーの買収を海外で進めている。中国の自動車大手・北汽集団は現在、将来的な電池需要の拡大を見据え、チリ政府と交渉中だ。リチウムの採掘、電池製造、部品組み立てなどを含めた産業振興案を提示。チリ国内での権益取得に動いている。中国自動車大手のBYD(比亜迪)も、チリ同業との協力や直接投資を視野に入れている。 

また、中国の長城汽車は、独BMWと合弁による電気自動車生産に向けて協議している。長城汽車はオーストラリアのリチウム鉱山開発企業ピルバラへの出資を決め、年内に採掘権の取得も目指すなど、同国でのリチウム事業拡大を進めている。