2017年11月18日、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、カンボジアが「第2のマカオ」になっているという。
記事によると、中国政府による汚職撲滅キャンペーンや資金の持ち出し規制の影響でマカオのカジノ業に大打撃が生じたが、それと入れ替わるようにカンボジアのカジノが業績を大幅に伸ばしている。
不況に陥ったマカオ賭博業の“金主”たちは、カンボジアのカジノで中国人客を受け入れていた。カンボジアはカジノ業への課税で2016年に4800万ドル(約54億円)もの税収を上げたという。
首都プノンペン最大のカジノ・ナガワールドを運営するナガグループは、さらなる中国人の集客を見込んで11月から903室もの客室を擁する新カジノの建設に着手したという。