青海省気象科学研究所が発表した情報によると、ツァイダム盆地で最大の湖である哈拉湖の面積が大幅に拡大し、この52年間で最大になっていることが最新の衛星リモートセンシング観測で明らかになった。新華社が伝えた。
哈拉湖は黒海とも呼ばれる。ツァイダム盆地の北東の縁、祁連山脈の奥深くに位置する、青海省で面積が3番目の湖、ツァイダム盆地で最大の湖だ。雪山や氷河、茫々たる荒野に守られ、哈拉湖は長期的に人跡未踏の地だった。かつては中国北方で最も保存状態の良好な、最も原始的な湿地生態系の一つだった。
気象専門家によると、正常な氷河溶解による水の補給のほか、5月に雨季に入り周辺の降水量が増えたことが、面積の大幅拡大の主因となっている。気象分析結果によると、今年6-9月の哈拉湖周辺の月間降水量は、例年の平均を20-190%上回っていた。
青海省気象科学研究所高級エンジニアの劉宝康氏は「湖の面積拡大は、周辺の大気の湿度を高め、野生動植物及び鳥類の生息環境を改善する」と話した。
その他の記事
-
税理士法人とは?個人事務所との違いや組織構成のメリットを解説
近年、企業経営において、税理士の役割はますます重要になっています。 しかし、いざ税理士を頼ろうとすると、「税理士法人」と「税理士事務所」の違いがよくわからないという方も多いのでは […]
2024/3/27 -
ミスを減らすダブルチェックのやり方
ダブルチェックはミスを減らし、品質を向上させるための重要なプロセスです。 特に医療、航空金融などのエラーが重大な結果を招く可能性がある分野ではダブルチェックは不可欠です。 しかし […]
2024/3/25 -
M&A(合併・買収)とは?初心者でもわかりやすいM&A
M&A(合併・買収)は企業が成長戦略の一環で他社と組み合わせる重要なプロセスですが、その実行は簡単なものではありません。 この記事ではM&Aの基本概念から始め、そ […]
2024/3/22